【6/9大会結果】第106回日本選手権1500m予選・U20日本選手権5000m

日本選手権始まりました。事前に応援者界隈をざわつかせた吉居大くんの5000m欠場届情報ですが、大事には至らなかったようで何よりでした。

世界を目指す道が今日この日の一つだけということは決してありませんので、またチャレンジする姿を応援できればと思います。

1位 森田 佳祐 (SUBARU) 03:45.83 Q
2位 飯島 陸斗 (阿見AC) 03:46.01 Q
3位 高橋 佑輔 (北海道大) 03:46.43 Q
4位 河村 一輝 (トーエネック) 03:46.53 Q
5位 中野 倫希 (2) 03:46.74 Q
6位 木村 理来 (愛三工業) 03:46.76
7位 的野 遼大 (三菱重工) 03:47.45
8位 間瀬田 純平 (早稲田大) 03:47.97
9位 大塚 直哉 (立教大) 03:48.51
10位 秦 将吾 (大塚製薬) 03:48.80
11位 大竹 康平 (レデイ薬局) 03:49.82
12位 安倍 優紀 (東海大) 03:51.37
13位 山田 俊輝 (3) 03:52.86
14位 服部 凱杏 (立教大) 03:55.32

選手名を見るだけで圧倒されさすが日本選手権といったところでしたが、今期ここまで好調の中野倫くんが着順で予選を突破しました。序盤の積極的な入りからそのままの位置を守り、残り200mでは前に出づらい内側に入ってどうかなと思いましたが、ここからラストまでも良かったですね。5位6位はかなり際どい着順、また2組目の展開が早く結果的には6位では拾われなかったため、0.02秒差での5位誠にお見事でした。この大舞台でSB・2ndPBでの走破も素晴らしいです。

山田くんはなかなか浮上のきっかけが掴めないことを本人も記していましたが、応援者としては焦らず見守るのみです。

1位 荒井 七海 (Honda) 03:41.47 Q
2位 館澤 亨次 (DeNA) 03:41.49 Q
3位 飯澤 千翔 (東海大) 03:42.47 Q
4位 近藤 亨 (明治大) 03:42.50 Q
5位 野口 雄大 (トーエネック) 03:42.95 Q
6位 片山 直人 (環太平洋大) 03:43.49 q
7位 竹内 大地 (トーエネック) 03:43.67 q
8位 舟津 彰馬 (九電工) 03:45.42
9位 牟田 祐樹 (日立物流) 03:46.92
10位 岩﨑 祐也 (大阪ガス) 03:47.76
11位 小林 航央 (新電元) 03:48.14
12位 才記 壮人 (関彰商事) 03:48.16
13位 ミラー千本 真章 (立教大) 03:48.53
14位 兵藤 ジュダ (東海大) 04:06.03

1位 吉岡 大翔 (佐久長聖高) 13:54.98
2位 青木 瑠郁 (國學院大) 13:59.34
3位 佐藤 有一 (青山学院大) 14:04.22
4位 吉居 駿恭 (1) 14:05.75
5位 荒巻 朋熙 (青山学院大) 14:10.89
6位 石丸 惇那 (創価大) 14:13.77
7位 溜池 一太 (1) 14:14.25
8位 塩出 翔太 (青山学院大) 14:17.68
9位 平島 龍斗 (日本体育大) 14:22.61
10位 森下 翔太 (明治大) 14:25.72
11位 広内 颯 (青山学院大) 14:45.20
12位 堀 颯介 (明治大) 14:47.94
13位 東泉 大河 (駿河台大) 14:55.65

幅跳びや高跳びの中継が多く展開がわかりませんでしたが、1000mが2分54秒、3000mも8分38秒とメンツを考えれば決して早くはない走り。吉居駿くんも溜池くんも先頭付近でレースを進め積極的でした。

優勝した吉岡くんの仕掛けがどの辺りかは正確には分かりませんでしたが、4000m通過が11分25秒ということで、ラスト1000mと800mの上がりは相当だったようですね。3000mすぎまでほぼ一団でしたが、最終的には上位と下位の差が相当ついたようです。両名とも表彰台ならずでしたが、安定感は健在でした。

第106回日本陸上競技選手権大会 男子5000m決勝

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1位 遠藤 日向(住友電工) 13:22.13
2位 松枝 博輝(富士通) 13:30.15
3位 清水 歓太(SUBARU) 13:31.51
4位 鈴木 塁人(SGH) 13:32.39
5位 森山 真伍(YKK) 13:32.59
6位 横手 健(富士通) 13:34.19
7位 丸山 竜也(トヨタ自動車) 13:34.60
8位 塩澤 稀夕(富士通) 13:38.78
9位 塩尻 和也(富士通) 13:40.99
10位 小袖 英人(Honda) 13:42.21
11位 阿部 弘輝(住友電工) 13:43.86
12位 服部 大暉(トヨタ紡織) 13:44.93
13位 篠原 倖太朗(駒澤大) 13:46.23
14位 大六野 秀畝(旭化成) 13:48.92
15位 池田 耀平 (カネボウ) 13:53.28
16位 野中 優志 (大阪ガス) 13:54.94
17位 佐藤 圭汰 (駒澤大) 13:55.08
18位 坂東 悠汰 (富士通) 13:56.92
19位 千明 龍之佑(GMOインターネット) 13:57.30
20位 鈴木 聖人(旭化成) 13:57.41
21位 羽生 拓矢(トヨタ紡織) 13:58.13
22位 伊藤 大志(早稲田大) 14:02.60
23位 竹内 颯(中央発條(株) ) 14:03.98
24位 服部 弾馬(トーエネック) 14:05.41
25位 山口 智規(早稲田大) 14:05.47
26位 茂木 圭次郎(旭化成) 14:14.63
27位 砂岡 拓磨(コニカミノルタ) 14:53.51
OP ギデオン ロノ(GMOインターネット) 13:32.06
OP キサイサ レダマ(カネボウ) 13:38.09

ただ一人世界選手権標準突破記録を持った遠藤選手が貫禄の優勝。
中程スタートから的確に間を詰め、残り2周で抜け出すとそのまま後続を寄せ付けない圧倒的な走り。順位を着実に狙えば良い状態でも強さを見せました。

吉居大くんと米国修行を共にしPBを更新した清水選手が3位表彰台は嬉しいですね。
学生トップは篠原くん、4000mまでかなり良さそうな位置にいましたが、そこからやや惜しかったです。U20記録を更新した佐藤くんも今回は跳ね返された形でしょうか。吉居大くん1年次の3位表彰台の凄さを再確認する結果でもありました。