【4/15大会結果】学生個人選手権1500m、10000m

FISUワールドユニバーシティゲームズへの代表権をかけて、学生個人選手権が行われました。代表(おそらく表彰台が最低条件)には惜しくも届きませんでしたが、堂々たる走りで2名が入賞しました。

1位 片山 直人 (環太平洋大) 03:48.91 Q
2位 溝口 仁 (東海大) 03:49.20 Q
3位 山田 俊輝 (3) 03:49.51 Q
4位 中野 倫希 (2) 03:49.66 Q
5位 山林 レオ (上武大) 03:49.73 Q
6位 馬場 勇一郎 (明治大) 03:49.77 Q
7位 栗原 直央 (城西大) 03:49.87 q
8位 松本 颯真 (東海大) 03:50.22 q
9位 石塚 陽士 (早稲田大) 03:50.23 q
10位 林 晃耀 (城西大) 03:52.08
11位 甲木 康博 (東洋大) 03:53.04
12位 望月 遥平 (創価大) 03:54.36
13位 元村 航大 (育英大) 03:57.13
14位 杉本 龍陽 (明治大) 03:57.93

1位 飯澤 千翔 (東海大) 03:51.85 Q
2位 近藤 亨 (明治大) 03:52.14 Q
3位 高村 比呂飛 (日本体育大) 03:52.39 Q
4位 高橋 佑輔 (北海道大) 03:52.52 Q
5位 井内 優輔 (筑波大) 03:52.81 Q
6位 及川 瑠音 (東洋大) 03:53.86 Q
7位 吉川 陽 (明治大) 03:54.25
8位 山﨑 優希 (広島経済大) 03:54.37
9位 五十嵐堅太郎 (城西大) 03:55.08
10位 廣澤 優斗 (日本体育大) 03:57.68
11位 中嶋 光柾 (札幌学院大) 03:58.66
12位 加藤 駆 (立教大) 04:01.13

1位 飯澤 千翔 (東海大) 03:44.54 NGR
2位 溝口 仁 (東海大) 03:46.49 NGR
3位 高橋 佑輔 (北海道大) 03:46.78
4位 及川 瑠音 (東洋大) 03:47.07
5位 近藤 亨 (明治大) 03:47.58
6位 高村 比呂飛 (日本体育大) 03:47.82
7位 山田 俊輝 (3) 03:48.25
8位 片山 直人 (環太平洋大) 03:48.39
9位 山林 レオ (上武大) 03:49.03
10位 栗原 直央 (城西大) 03:50.32
11位 馬場 勇一郎 (明治大) 03:52.10
12位 石塚 陽士 (早稲田大) 03:52.43
13位 松本 颯真 (東海大) 03:59.76
14位 中野 倫希 (2) 04:04.82
15位 井内 優輔 (筑波大) 04:05.78

予選を順当に通過した両名ですが、やはり1500mは展開次第でどうとでも動くレースですね。積極的に入った中野倫くんはラスト一周前に集団から離れ、珍しく後方スタートの山田くんはラスト一周で8番手、狙っていたであろう入賞ラインには届きませんでした。

しかし長距離対応も含め両名とも安定して結果を出し続けていますので、今シーズンも期待大です。

2022日本学生陸上競技個人選手権大会男子10000m決勝​

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1位 葛西 潤 (創価大) 28:30.65
2位 嶋津 雄大 (創価大) 28:38.27
3位 篠原 倖太朗 (駒澤大) 28:43.03
4位 小澤 大輝 (明治大) 28:50.28
5位 野村 優作 (順天堂大) 28:51.50
6位 中山 雄太 (日本薬科大) 28:51.94
7位 藤木 宏太 (旭化成) 28:53.01
8位 吉居 駿恭 (1) 28:56.95
9位 伊豫田 達弥 (順天堂大) 28:59.47
10位 西久保 遼 (青山学院大) 29:05.04
11位 高槻 芳照 (東京農業大) 29:08.54
12位 花尾 恭輔 (駒澤大) 29:20.08
13位 鈴木 聖人 (旭化成) 29:20.54
14位 中谷 雄飛 (SGホールディングス) 29:26.95
15位 樋口 翔太 (日本大) 29:42.10
16位 中村 唯翔 青山学院大 29:51.80

入学前後からエースの一角中野翔くんとの練習の機会が多く見られた吉居駿くんは、入学後の初戦でいきなり他大のエース級との真っ向勝負に挑みました。

入りの1000mこそ3分近くのゆったり目でしたが、その後は派遣標準28分30秒を伺うハイペースに。先頭が交代しペースが上がるごとに、吉居駿くんは前との間をしっかり詰め2~5番手前後で積極的な走りを見せていました。5000mを14分23秒前後で通過します。

この辺りからトップを引っ張る葛西くんが更にペースを上げ、6000m過ぎで飛び出します。この辺りで集団から離れてしまいましたが、依然入賞ラインをキープして粘走します。

一時は入賞ラインを割ったかな?という場面もありましたが、ラスト一周付近で前を行っていた伊豫田くんを交わすと、28分台8位入賞でフィニッシュ。入りの積極性から後半の粘り、前後の相手や入学直後のシーズンインなど諸々考慮しても素晴らしい走りだったと思います。
とはいえ本人が更に高みを目指していることは想像に難くないです。まずは今期順調に試合を消化していって欲しいと思います。

トップの葛西くんは昨シーズン後輩以降安定感が増してきました。嶋津くんとのワンツーフィニッシュは戦前は予想していましたがさもありなんな結果。今シーズンも要注意な選手です。