6位 吉居 大和(1) 13:28.31 PB
U20日本歴代1位、日本学生歴代7位、中大歴代2位
17位 竹内 大地(トーエネック) 14:11.58
先日の深川大会で驚きのパフォーマンスを見せてくれた吉居くん。U20歴代記録を狙ってとの事前情報がありましたが、期待半分も正直連戦でそこまではどうかな~という思いも正直ありました。
…やはり彼は規格外の選手でした!
今日も積極的な入りで、富士通松枝、住友電工遠藤選手といった好調な実力者と共に前方でレースを進めます。PMよりも前の位置でレースを進めたため、純粋なレースとしてのペースメイクの上げ下げもありました。若干位置取りが難しそうな瞬間もありましたが、13分30秒切を狙うには十分なラップを刻んでいきます。
3000mまでのラップは2分41秒-5分22秒-8分05秒。この時点で既に吉居くんは3000mのPBを更新するという素晴らしい走りです。
3400m付近から吉居くんは徐々に先頭と間が空いていきます。カメラからもややフェードアウトしていき、粘りどころでした。先頭集団に付く松枝、遠藤選手は13分20秒台を十分狙えるペースです。4000mは10分46秒前後で通過。この時点では同じく先頭集団にいたマツダ延藤くんより後ろにいましたが、おそらく10分50秒前後では走破できていると思います。
ラスト一周は12分29秒で通過!ラストスパートがいつもどおり決まれば或いはという所でしたが、やはり残り200m付近でギアを切り替えた旨実況がありました。
ゴール前ではいつの間にか前にいた延藤くんを振り切って、13分28秒31秒で走破!PB更新はもちろんのこと、U20日本歴代1位、日本学生歴代7位、そして中大歴代2位のおまけ付きです!
走る度に陸上ファンを沸かせる吉居くん、速いだけでなく人を惹き付ける力もありますね。
竹内くんは3000mまで良い位置にいたように見えました。連戦に次ぐ連戦で今回は残念でしたが、ホクレンディスタンスチャレンジ全体では大きな収穫があったと思います。