サイト公開直後からたくさんのご訪問誠にありがとうございます。
弊サイトのメインはもちろん記録のデータベースなのですが、記録更新に全てを任せると夏の間とか誰も見に来てくれない気がしないでもない…です。
なので、時間がある時には少しずつ物書きをするように試みたいと思います。
データベースサイトをどうしても作りたかった
藤原正和監督就任後、公式の情報発信がめちゃめちゃ充実している中大陸上部長距離ブロックにあって、恐ろしく労力をかけ斯様なサイトを作る意義があったのかどうか、それは皆様のご判断に委ねたいと思います。
当方としては、何にしても自分が作りたかったというのもありますが―やはり自分なりに意義があるという思いで今日に至るまで少しずつ手を動かしてきたところです。
選手の成長過程や軌跡がすごくわかりやすい
自分なりに考える意義について、何はなくともこれが一番ですね。
最近のファンの方にはおなじみですが、昨年度卒部された中山 顕選手の一覧なんかとても良い例だと思います。私の中での彼のターニングポイントは2016-6-25の平国大記録会5000mで、その後秋の日体大を経て箱根予選会にエントリーされた時は「(いずれ来るかも?と少しは思っていたものの)思ったよりずっと早く来たな!」と大変に驚いた記憶があります。あの予選会出走が叶えば…というのはまた別の話ですが。
更に今年度の4年生から、舟津選手のオールマイティぶり、田母神主将の挑戦や、二井選手の復活、岩佐選手の積み上げ等も、予選会や本戦だけの結果を見ただけで終わっては勿体ない!と声を大にして訴えたい次第です。
その結果に至るまでの必然性を担保できる(かもしれない)
記録会はあくまで記録会。公式の情報発信により、我々は選手達が各々どういう位置づけで臨んでいるかを知ることができるのですが、それでも年間を通した記録を眺めていると、大事な試合で結果が出た/出なかったことに対する必然性のようなものが見えてくる…と考えています。
突出した記録がなかなか出なくともレースに欠かさず出られている選手はどこかで結果を出すことが多く、また出走は少なくともここぞ!というレースを絶対外さない選手というのは、ファンが何となく持っている印象以上に、全記録を眺めていると傾向がはっきりしてきます。
これは現地で試合を見ることによって、更にその認識が高まると感じています。
例えば昨年度主将を務めた関口選手は、2-3年生の頃当時の持ちタイムからすれば随分遅めの組に入って、かつ序盤から積極的に前を行く試合が多く見られ「この組への出走ってことは、首脳陣の評価がきっと高いのだろうし、こういうレースをずっとしていれば、いずれ殻を破るんじゃないかな」と素人ながらいつも考えていました。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」は故・野村克也監督の名言として知られていますが、もとを辿れば平戸藩第9代藩主松浦清(静山)の著作「剣談」からの引用だそうです。これを陸上競技に当て嵌めると…どうなんでしょうね?
空白の期間を埋める役割
サイト紹介にも書いたのですが、「古豪!中央大学」様が都合により更新を続けられなくなった2013年以降、2016年くらいまで日々の記録を追う手段がほぼありませんでした。
その頃から自分で少しずつ手を動かしまとめるようにしていたのですが、この記録たち・それ以上に選手たちの日々の努力に対し、少しでも報いるには何をしたら良いか…という問いへの、私なりの一つの答えがこのサイトです。
色々書きましたが
思いつくままに駄文を記しましたが、公式の情報発信とはまた違った角度で、様々な記録を俯瞰的に眺められるようなサイトにしたいなと思います。
三大駅伝の時だけ、もっと言えば箱根駅伝の時だけにしか結果を気にしないような方にこそ、このサイトを見てほしいな~なんて事を考えています。
各方面へ積極的に宣伝や拡散頂けると嬉しいですし、モチベーションも上がります。どうぞよろしくお願い致します。