現地観戦ことはじめ1(なぜ現地へ行くのか)

雑記のアイディアを少しずつ実行に移していきます。

TVで三大駅伝を欠かさず見て、少しハマった人は各種データを眺めだす…それだけでも十分楽しいと思いますが、やはり現地観戦の魅力には抗えません。全何回になるか分かりませんが、シリーズ連載として現地観戦に関するあれこれを記していこうと思います。まず始めに、これだけ情報が容易に手に入る時代に、わざわざ現地へ足を運ぶ人間の言い分についてつらつらと書いていきます。

楽しいから

うんまあそりゃそうですよね。

何よりも自分が見ていて楽しい!と思う以上の動機はありません。

選手たちの凄さを改めて実感できる

動画でも分かりそうなものですが、これも現地のスピード感を体験するに勝るものは無いと思います。推しの選手がいるとしたら、一周ごとにその位置を確認しつつ見るということになるはずですが、60秒~80秒に1回はその機会が訪れます。Twitterでつぶやきながら見ていると、とても追いつかなかったりします。

タイム・ラップに詳しくなる

コアなファンであれば現地観戦未経験でもこの域に到達できるかと思いますが、現地を経験すると習熟度が段違いに早いと思います。1000mごとの通過タイムをアナウンスしてくれる各種大会・記録会が多いので、ラップと最終的な記録の繋がりが、自然と頭に入ってくるということです。

例えばとある5000mのトラックレースで、最初1000mの入りが2分50秒であった場合、中級者以上は5000mFINISH予想が14分10秒であることを瞬時に理解します。しかし一方で同時に、2分50秒の入りがそのまま14分10秒にはならず、上振れ下振れがあることもよく知っているのです。(この場合だと、気象条件や出走する組・先頭を引っ張る選手を中心に組の面子などでFINISHタイムは大きく変わります。)

先日3月8日の中大記録会10000mも、入りの1000mが2分49秒とかなりハイペース、この時点でかなり記録を意識していることはよく分かりました。ただ、5000m通過が14分25秒だったのに、その後先頭集団がビルドアップする所までは想像できませんでした…。こういう予想が見事に外れる・覆される楽しさも、詳しくなってこそと思います。

好記録誕生の瞬間に立ち会える(かも)

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日体大記録会・八王子ロングディスタンスなどの好記録が生まれやすい記録会では、ものすごい記録を目の当たりにできることもしばしばです。動画で見たことのある海外のレースに比べると、日本の記録会は総じて観客が大人しめです。ただ、本当にすごい記録が誕生する瞬間の会場のライブ感・一体感は、ものすごいものがあります。残念ながら動画は削除されてしまったようですが、2015年11月28日の八王子ロングディスタンスA組、10000mの日本新記録と歴代2位の記録誕生のレースは、現地に行けなかった方が後悔して良いレベルです。

ホクレンディスタンスやゴールデンゲームスも、会場を盛り上げようという工夫やライブ感が楽しそうな記録会なんですよね。一度は足を運びたいと思っています。

選手たちとの距離が近い

TVや雑誌・SNSでしか存在を知らない選手たちが実際に走っているところを見られるのは、よくよく考えればすごいことです。しかも大抵の場合観戦は無料です。

場合によっては選手たちとの接触すらできることもあるのでしょうが…。これについては、私自身ある種の信念を持って「現地では実況だけして選手たちとの接触を基本一切しない」よう心がけていますので、コメントは差し控えます。(選手たちとの交流を楽しむ方たちの行動を、咎める意図はありません。)

現地の街を楽しめる

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いずれ項目を分けて記載しますが、現地観戦の場所は結構限られており繰り返しとある街に足を運ぶことになるので、自然とお店の開拓なども進んでいきます。これもまた、現地観戦の醍醐味です。

 

今後も色々書いていきます

挙げればまだありそうですが、こんなところでしょうか。

現地観戦に関するあれこれは、今後もコツコツと書いていきます。需要は全くもって不明ですが―誰かの、何かの参考になれば幸いです。

次回はトラック大会が開かれる各種競技場について、知っている範囲で特徴や概要をご紹介していこうと思います。