第5回中大記録会(3/28)エントリー雑感

「2019年度第5回中央大学記録会」のスタートリストが公開されました。

※大会の中止が正式に発表されました。

基本情報

大会名:2019年度第5回中央大学記録会
日時:2020年3月28日(土) 12:00~18:00(予)
場所:中央大学多摩校地運動施設陸上競技場
長距離種目:5000m全3組(他短距離種目多数)

timetable

5000m1組(追記あり)

主なメンバー:立教大、学法石川高、中大など

中大からは新入生の植村くんと、PMの石田くんが出走予定。
都大路直前に腰を痛めていた植村くんが待望の復帰戦。冬の日体大10000mで見た実力は確かなものと思います。
同じく冬場にPBを連発した石田くんがPMということで、全ての組について言えそうですが、シーズン序盤から記録を狙ってくる可能性が高いと見ています。
トップグループのFINISHは14分30秒台前後から、或いは20秒台も狙っていると予想します。

当初2組目に追加された梶山くんは1組へ。復帰戦ということで、まずは元気な姿が見られればと思います(現地観戦という意味ではないです)。

5000m2組(追記あり)

主なメンバー:立教大、学法石川高、中大など

岩原くんと、卓越したスピードを持つ山田くんがPMを担い、現PBから言えば幅広い層の選手が出走予定。1人でも多く殻を破る選手が出てくれば良いですね。この冬の積み上げが結果に出てきている選手たちは、うまく合わせられれば一気に来ると思っています。

新生立教大のエース斎藤くんと、立大入学予定の強力な新入生もこの組に登場。14分10秒台からひと桁を狙ってくるものと予想します。

2組目に矢野くん小林くんが追加されていました!両者とも復帰戦ですね。各学年の足並みが揃ってきた印象です。

5000m3組(追記あり)

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主なメンバー:学法石川高、中大

8日の好記録を見事にアシストした眞田くん森智くんがPMを務め、満を持してのメンバーが出走予定です。高校生たちも総じて強力、いちレースとして非常に楽しみです。ターゲットは間違いなく13分台でしょうが、どこまでの記録を狙ってくるか…。(PMは当初案と変更がありました。)

以下、トピック毎に個人的な注目点を詳述します。

冬の積み上げが結果に出るか

既に8日の10000mでシーズン初戦とは思えない結果が出てますので、5000mでも期待せずにいられません。


まず注目したいのは藤村くん。8日の10000mで29分台の快走も、5000mPBは高校時代の14分40秒台のままです。順当に合わせられれば大幅PBもあり得ると思います。
継続した出走ができている倉田くんや、年明けからその流れに乗りつつある黒須くん萩原くんにも期待です。

最終組はどこまで狙ってくるか

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出走メンバーから言えば間違いなく13分台を狙ってくるのでしょうが、どこをターゲットにしているかは全く読めません。

2年時に苦しんだ畝くんが復活の1年を経て、シーズン序盤から全開で合わせてくるだろう展開には胸が熱くなります。高校時代のPB更新を狙っていると思いますので、これも期待です。
一気に28分台に突入した在校生トリオ、大森くん三須くん千守くんはそもそも8日の5000m通過が自身のPBかそれ以上というよく分からないことになっています。どこまで記録を伸ばしてくるか非常に楽しみです。

高校歴代記録への挑戦

なんと言っても最終組は吉居くん中野くん、そして合宿で先頭集団にいた伊東くんといった新入生も断然楽しみです。現段階で断言はできませんが、吉居くん・中野くんのターゲットは高校歴代記録へのランクイン…ということもあるのではないでしょうか。

氏名出身高校記録LAP年月日
佐藤 秀和仙台育英13:39.872:43.972004/10/27
土橋 啓太大牟田13:44.912:44.982002/10/23
佐藤 悠基佐久長聖13:45.232:45.052004/8/5
北村 聡西脇工業13:45.862:45.172002/10/23
中谷 雄飛佐久長聖13:47.222:45.442017/10/21
佐藤 清治佐久長聖13:47.802:45.561999/11/6
上野 裕一郎佐久長聖13:48.062:45.612003/5/24
遠藤 日向学法石川13:48.132:45.632016/4/2
村山 謙太明成13:49.452:45.892010/11/21
中村 匠吾上野工業13:50.382:46.082010/10/16

吉居くんの高校の大先輩である佐藤秀和さんの記録をフラットに刻んだとすると、
2:44-5:28-8:12-10:56-13:40 (13:39.87)
となります。高校生が3000mを8:12で走破したと聞けば「良い記録だな!」と捉える感覚が普通かと思いますので、やはり異次元です。

10傑の牙城を崩すことは決して簡単ではないと思いますが、高校生としての最終レースを大記録で飾って欲しいものです。

伊東くんも冬の日体大5000mで14分フラット前後を意識したレース展開をしていました。
合宿での積極性やこの距離との相性を考えると、期待せずにはいられません。


学法石川勢の中では、高1歴代2位(13分59秒55)の記録を持つ山口くんが、おそらく先輩の遠藤くんの記録(13分58秒93)をターゲットにするものと思います。更新する可能性は十分あると思いますので、積極的なレースに期待したいところです。

短距離メンバー他もすごい

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言いたいことは全てこのツイートに凝縮されていますが、とにかく豪華です!
特に短距離陣は定期的にOBが出走に来てくれて、とてもありがたいなと常々感じています。そして松田・藤原・上野各監督の揃い踏みも見られるかもしれません。

後は観戦できるか否かですね…。もちろん行けるに越したことはありませんが、前回のインスタライブも素晴らしい試みでしたので、どんな形であっても応援できるよう続報を待ちたいと思います。

追記:観戦自粛要請が出ています

とのことですので、現地スタッフの皆様からの情報提供を待つなりしようと思います。(冒頭にアップした画像にもしっかり記述してありました。気づかず申し訳ない限りです。)

このような時期なので、選手たちはもちろんのこと、運営に携わる皆様方もどうかお気をつけて。