前週までのハーフマラソンに引き続いて、毎年恒例となりつつあるMARCH対抗戦が開催されました。平日夕方からのためリアルタイム視聴はできませんでしたが、特に最終組ラストは大熱戦だったようですね。コンディションは良さそうにも見えましたが、早い時間帯は思いの外湿度が高かったような声も聞こえています。
PBは4つ増え119/125です。
MARCH対抗戦2023 総合結果
1位 青山学院大 4:44:31.09
2位 中央大 4:54:28.04
3位 立教大 4:54:32.06
4位 明治大 4:55:32.09
5位 法政大 4:57:33.04
学内選考の色濃い青学大が流石の層の厚さを見せつけ圧勝。2位中大は4組の上位陣が頑張りましたね。立大は充実したエントリーが結実。その後明治大、法政大の順に本レースでの選考の色が薄くなっていくチーム状況がそのまま反映された形でしょうか。
1位 馬場 勇一郎 (明治大4) 29:53.31
2位 岡本 龍聖 (青山学院大1) 29:55.22
3位 鈴木 雄大 (法政大2) 29:58.77
4位 伊藤 匠海 (立教大1) 30:00.42
5位 白石 将隆 (青山学院大2) 30:03.81
6位 東海林 宏一 (中央大3) 30:15.24
7位 野口 颯汰 (立教大1) 30:26.25
8位 新井 晴文 (明治大3) 30:27.89
9位 蛭田 哲平 (法政大4) 30:33.50
10位 下山 翼 (法政大3) 30:35.65
11位 乙守 勇志 (明治大1) 30:52.83
12位 大須賀 風葵 (青山学院大2) 30:53.63
13位 折居 幸成 (中央大2) 31:06.28
14位 瀬川 航平 (立教大1) 31:06.82
15位 ⾧井 尊将 (法政大2) 31:07.70
16位 花本 史龍 (青山学院大1) 31:21.75
17位 加藤 優弥 (法政大1) 31:26.64
18位 山内 智幸 (明治大4) 31:28.10
19位 池澤 悠冬 (青山学院大1) 31:35.65
20位 阿戸 将太朗 (青山学院大2) 31:38.31
21位 横井 嵩洋 (法政大3) 31:59.84
22位 松下 勇樹 (青山学院大2) 32:07.42
23位 石川 凌羽 (法政大4) 32:17.07
DNF 中田 紫音 (立教大3)
PM 近藤 幸太郎 (SGH)
連戦を考慮して1組に変更があった東海林くんと、上尾ハーフでのアクシデントがあった折居くんが出走。
流石にこの組への変更ということで本調子ではなさそうでしたが、東海林くんは一時先頭を引く場面もありました。先頭から離れた後も粘走は続き、最後はその集団の1人を捉えての6位フィニッシュでした。
1位 忠内 侑士 (立教大4) 29:17.35
2位 中山 凜斗 (立教大4) 29:21.67
3位 宗像 直輝 (法政大4) 29:25.73
4位 鈴木 耕太郎 (中央大1) 29:26.07
5位 石原 正翔 (青山学院大2) 29:31.58
6位 安澤 駿空 (法政大3) 29:46.50
7位 山口 史朗 (立教大3) 29:52.86
8位 小泉 樹 (法政大3) 29:53.29
9位 石堂 壮真 (明治大1) 29:53.96
10位 多田 奏太 (青山学院大4) 29:54.22
11位 窪田 悠人 (明治大2) 29:56.01
12位 山﨑 草太 (中央大1) 29:56.51
13位 市川 大輝 (立教大4) 29:57.77
14位 野﨑 翔太郎 (法政大1) 29:59.47
15位 小田切 幹太 (中央大1) 30:02.03 PB
16位 村上 直弥 (青山学院大1) 30:04.96
17位 室田 安寿 (明治大2) 30:07.15
18位 行天 陽虹 (法政大2) 30:07.54
19位 熊井 渓人 (青山学院大1) 30:08.43
20位 佐藤 宏亮 (中央大2) 30:08.95
21位 小倉 史也 (立教大2) 30:14.50
22位 湯田 陽平兵 (法政大1) 30:20.34
23位 井坂 佳亮 (明治大2) 30:20.65
24位 本間 創 (青山学院大1) 30:23.44
25位 喜多村 慧 (青山学院大3) 30:43.78
26位 田井中 悠成 (法政大1) 30:45.17
27位 澤中 響生 (法政大2) 30:45.53
28位 重山 弘徳 (法政大1) 30:59.19
PM 近藤 幸太郎 (SGH)
網走記録会DNFからの復帰戦となった佐藤宏くんと、1年生3名のフレッシュな顔ぶれ。
鈴木くん小田切くんが先頭で積極的に、山﨑くん佐藤宏くんが中団以降という展開。
28分台突入を伺う組で、5000m14分30秒で通過。ここまで鈴木くん小田切くんは先頭でよく頑張っていました。
6000m手前で先頭2人が飛び出すと、鈴木くんは後ろの集団でついていきますが小田切くんは徐々に離れます。その後も鈴木くんは後ろの集団で粘り、飛び出した選手を捉える場面も。惜しくもPB更新はなりませんでしたが、流石に力があるところを見せてくれました。
小田切くんは後半惜しかったですが、積極的な入りもあって自身のPBを見事更新しました。その小田切くんを山﨑くんがラスト交わし、佐藤宏くんも大きく遅れずしっかり走りきれていたようです。
MARCH対抗戦2023 3組
1位 宇田川 瞬矢 (青山学院大2) 28:43.70
2位 堀 颯介 (明治大2) 28:48.86
3位 皆渡 星七 (青山学院大2) 28:49.30
4位 稲塚 大祐 (立教大3) 28:49.55
5位 矢原 倖瑛 (法政大2) 28:54.60
6位 平松 享祐 (青山学院大1) 28:59.29
7位 佐藤 有一 (青山学院大2) 29:02.24
8位 橋本 基紀 (明治大4) 29:21.20
9位 佐々木 塁 (青山学院大4) 29:27.11
10位 鈴木 竜太朗 (青山学院大4) 29:30.15
11位 高須賀 大勢 (法政大4) 29:31.39
12位 神田 大地 (青山学院大2) 29:34.27
13位 清水 郁杜 (法政大2) 29:35.74
14位 松並 昂勢 (青山学院大4) 29:36.57
15位 佐藤 蓮 (中央大1) 29:37.59 PB
16位 西澤 マハロ (青山学院大1) 29:39.16
17位 浜川 舜斗 (青山学院大1) 29:52.14
18位 後藤 謙昌 (立教大3) 30:12.41
19位 志貴 勇斗 (青山学院大4) 30:36.52
20位 服部 凱杏 (立教大4) 31:06.27
PM 近藤 幸太郎 (京都)
3組は佐藤蓮くんのみ出走ということで驚きでした。
最序盤から後方スタートで離れるかと思いきや、取り付く、がまた集団から離れほぼ単独走とかなり独特なリズムで走っているようでした。離れた時点では19番手も、6000m-8000mとほぼ3分ペースを守り15-16番手に浮上、ラストスパートは流石の伸びがあり15番手フィニッシュ。初10000mでしたが持ち味を発揮したレースだったと思います。
1位 佐藤 一世 (青山学院大4) 28:11.00
2位 湯浅 仁 (中央大4) 28:12.17 PB
3位 黒田 朝日 (青山学院大2) 28:15.82
4位 倉本 玄太 (青山学院大4) 28:19.31
5位 太田 蒼生 (青山学院大3) 28:20.63
6位 阿部 陽樹 (中央大3) 28:26.58 PB
7位 白石 光星 (青山学院大3) 28:27.96
8位 山内 健登 (青山学院大4) 28:28.75
9位 荒巻 朋熙 (青山学院大2) 28:32.48
10位 鳥井 健太 (青山学院大1) 28:33.64
11位 田中 悠登 (青山学院大3) 28:38.58
12位 林 虎大朗 (立教大3) 28:49.09
13位 尾﨑 健斗 (明治大3) 28:50.89
14位 國安 広人 (立教大2) 28:53.80
15位 綾 一輝 (明治大1) 28:56.53
16位 溜池 一太 (中央大2) 29:01.74
17位 小原 響 (青山学院大4) 29:10.09
18位 馬場 賢人 (立教大2) 29:17.68
19位 塩出 翔太 (青山学院大2) 29:20.91
20位 溝上 稜斗 (明治大3) 29:24.34
21位 吉中 祐太 (中央大2) 29:45.48
22位 山平 怜生 (中央大3) 29:51.23
PM フィリップ ムルワ (GMO)
4組は主力5名が臨みました。
うち溜池くん吉中くんは連戦に次ぐ連戦でどこまでという見方でしたが、やはり吉中くんが珍しく早い段階でビハインド気味となりました。4000m手前では山平くん、5000m過ぎには溜池くんも速いペースからこぼれてしまいます。
対象的に湯浅くん阿部くんは先頭集団で素晴らしい走り。湯浅主将は青学大のエース格に一歩も引かない走りでしたね。常に集団2番手付近のベストポジションを維持し続けると、ラスト一周手前で仕掛けて前へ。高校時代格上の選手だった佐藤一くんとのマッチレース、惜しくもラスト勝負でわずかに届きませんでしたが見応え充分でした。
阿部くんも自身の記録との勝負でしたが、ラスト2周でかなりあげましたね。見事この舞台で3年連続のPB更新です。
全日本以降の選考レースをここまで見てきましたが、上半期の勢いからすると現在のチーム状況は若干気になる所です。出雲からの全日本のように、レースへしっかり合わせてくれれば問題ないとは思いますが、今週末の結果も注視する必要がありそうです。
(ただ全体的な記録そのものは、上尾の4年生快走を除けば昨年同時期とそれほど変わりはありません。)