【7/8大会結果】ホクレンディスタンスチャレンジ深川大会

先日の士別大会の余韻も残る中、深川大会では驚きの記録が爆誕しました。

男子5000mD

2位 三浦 拓朗(3) 14:00.17
15位 伊東 大翔(1) 14:28.76

PMは設定無しのこの組、両名とも中程からスタート。1000m通過は2分43秒と積極的なペース。三浦くん、伊東くんは中程からやや前辺りの好位置。

2000m通過は5分30秒、三浦くんは積極的に前方へ、伊東くんは中程キープ。

3000m通過は8分22秒。ペースはやや落ちるも、伊東くんは集団についていけず。三浦くんは変わらず先頭付近を維持、以降大塚製薬野田選手との一騎打ちになります。

4000mを11分14秒、ラスト1周を12分56秒前後で通過、13分台フィニッシュかと思われましたが、ラストは野田くんに離されほぼ14分台フラット。しかし蒸し暑さの残る時間帯に終始引っ張る展開で良い走りだったと思います。

伊東くんも離れてから大きく遅れることはありませんでした。

男子5000mC

2位 森 凪也(3)  13:56.74 PB

5日前の士別大会から連戦となる森凪くんが出走。

先日の後方スタートとは打って変わって、序盤から積極的な入りでした。

縦長集団で8-10番手をキープし、1000mは2分45秒通過。

2000m、3000mとペースメイクはしっかりされていたようで、それぞれ5分31秒、8分20秒で通過。3000m手前でペースメーカー+1名と集団の間が開きますが、この間を詰める中で森凪くんはポジションを上げてきました。この時点で6番手くらい。

4000m通過は先頭が11分06秒。森凪くんは第2集団で4-5秒ほどのビハインド。13分台は十分狙える位置でした。

そして12分54秒前後でラスト一周!ラストスパートもばっちり決まって組2位でフィニッシュ。

4000m前後からは苦しい時に出る粘りのフォームで走っているように見え、終始森凪くんらしい会心のレースだったと思います。私の頭の中で思い描いたかのような、見事な13分台PBです。

男子5000mB

1位 吉居 大和(1) 13:38.79 PB U20歴代5位、中大歴代3位、日本選手権A標準突破

なんといっても本日は吉居くんですね。先日のタイムトライアルで13分42秒を叩き出し、学生陸上ファンを賑わせた一方で、タイムトライアルだから…的な声も少なからずありました。

私自身も言いたいことはよく分かるだけに、今日の公式戦でどのくらいのパフォーマンスを見せてくれるか非常に期待していました。

…期待を遥かに超えてきました!

スタート直後からまっすぐ前方へ、3番手と積極的な入りを見せます。400mはペースメーカーが飛び出したため61秒~63秒前後。1000mも2分41秒と早い入りでした。既に集団からこぼれる選手も出てきています。

しかしここから終始先頭付近を譲ることはありません。2000m通過は5分26秒、3000mは8分12秒。既に先頭集団は瓦解しカネボウ長谷川、富士通中村選手と3名のみでした。

ここから中村選手は離れ長谷川選手との一騎打ちに。4000mを11分ちょうどで通過すると、なんと更にスパートしペースメーカーよりも前へ出る場面も。この時点で13分30秒台が見えてきました。

12分39秒でラスト一周、ここから都道府県対抗駅伝で見せた吉居くんのラストスパートが炸裂します。実力者の長谷川選手をこの1周だけで7秒強突き放します!

タイムトライアルの衝撃をも上回る13:38.79 で1着フィニッシュ。 U20歴代5位、中大歴代3位の快記録でした。

吉居くんの記録の立ち位置を再度確認

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先日の記事への追記ですが、既にU20歴代と中大歴代は触れましたので、学生歴代の位置を確認しておきます。おおよそ歴代50位台といったところです。揃いも揃って凄いランナーたちと方を並べていますね。

OBの結果

男子10000mB
竹内 大地(トーエネック) 28:53.14

好調の3000mに続いての連戦。28分20秒台PBを狙ってのラップと思われましたが、5000m以降苦しくなりましたかね。しかし、後続集団に追いつかれてからもしっかりした走りでした。

ライブを見逃した方々、ぜひぜひアーカイブから選手たちの力走を見ていただければと思います。