今週末は全日本大学駅伝関東予選、および各地のインターハイで陸上界隈が大盛り上がりでした。
時を同じくして中大のダブルエースは海外遠征でハイレベルなレースに出走、中野翔くんの快走でPBは1つ増え73/125です。
中大 #中野翔太 が日本人学生歴代9位の13分24秒11 オーストリア・ウィーンで好走
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) June 18, 2023
今年の箱根駅伝では3区区間賞でチームの総合2位に貢献している。5000mのこれまでのベストは13分39秒94で、10000mは28分00秒86、ハーフマラソン1時間2分49秒がベスト
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1位 Paul CHELIMO (United States) 13:03.12
2位 Egide NTAKARUTIMANA (Tuscany Camp) 13:03.61
3位 Isaac KIMELI (Belgium) 13:17.16
4位 Maximilian THORWIRTH (SFD 75 Düsseldorf-Süd) 13:18.35
5位 中野 翔太 (中央大4) 13:24.11 PB
6位 池田 耀平 (Kao) 13:24.14
7位 Domnic Lokinyomo LOBALU (On) 13:24.28
8位 Tim VERBAANDERT (Netherlands) 13:27.13
9位 Awet HABTE (Eritrea) 13:29.30
10位 Emmanuel BOR (United States) 13:30.05
11位 Desire NIYOMWUNGERE (Tuscany Camp) 13:30.74
12位 Andreas VOJTA (team2012.at) 13:33.36
13位 Mohamed FARES (Morocco) 13:35.27
14位 Emile HAFASHIMANA (Tuscany Camp) 13:35.80
15位 Francesco GUERRA (Italy) 13:35.93
16位 Alberto MONDAZZI (Italy) 13:37.04
17位 長谷川 柊 (Kao) 13:37.81
18位 Jamal Abdelmaji EISA MOHAMMED (Athlete Refugee Team) 13:40.19
19位 Kevin KAMENSCHAK (ATSV Linz LA) 13:40.82
20位 吉居 大和 (中央大4) 13:43.83
21位 Filmon TEKLEBRHAN-BERHE (LAC Freiburg) 13:46.02
22位 Konstantin WEDEL (LG TELIS FINANZ Regensburg) 13:46.99
23位 Adam MAIJÓ (Spain) 13:51.08
24位 Derba AYELE (Alley Club) 14:00.36
25位 Eduardo HERRERA (Team Total) 14:02.81
26位 Sebastian FREY (DSG Wien) 14:10.40
DNF Boniface KIBIWOTT (Kenya)
現地のウィーンは17日22時過ぎ、日本では翌18日朝5時過ぎ開始と視聴者にとってある意味過酷なコンディションでしたが、なんとかリアルタイム視聴に間に合いました。
緑のウェーブライトは世陸標準13分7秒ペースという凄まじい記録ですが、8名ほどの集団が序盤からそのペースについていきます。2000m弱までは吉居大くんも集団後ろに積極的にくらいつきますが、その後離れると後ろの集団へ。3000m以降は、逆に後ろの集団からスタートした中野翔くんが前へいるような映像がちらりと見えました(本レースの9分と少し前くらい)。
その後は先頭2名のマッチレースが主となり、詳細な様子を伺うことはできませんでしたが、中野翔くんはその後も順当にレースを進め、最終的には5位まで浮上したようですね。大学歴代2位、日本人学生歴代9位の快記録で大幅PBです。競い勝った相手選手や、初海外レースということも踏まえると掛け値無しに素晴らしい結果です。
日本選手権からの連戦となる吉居大くんは、超高速の5月のGGNより更に早い入りにも見えましたが、報われませんでした。ただ中野翔くんが大幅PBを更新し殻を破ったように、この水準の記録を狙うための練習を積んでこれているのだろうと思います。今後もチャレンジを応援し続けるつもりです。