春の訪れと共に、本格的なトラックシーズンへと移っていきます。
各種記録会の観戦も徐々に解禁されてきたでしょうか。新入生も含め多くの出走がありました。
ここまでのPB更新回数は31回、前年同時期の記録22回を大きく上回る快調な滑り出しです。
1位 Toby GILLEN (Saint Louis) 13:35.29
2位 Jake GEBHARDT (Indiana) 13:37.70
3位 David MULLARKEY (Florida State) 13:37.88
4位 DJ PRINCIPE (Providence) 13:38.52
5位 Ryan KUTCH (CPTC – Tracksmith) 13:38.85
6位 Benjamin GODISH (Northeastern) 13:41.22
7位 Acer IVERSON (Harvard) 13:41.46
8位 Nicholas BENDSTEN (Princeton) 13:41.67
9位 Eric CASAREZ (Texas A&M) 13:42.63
10位 Simon BEDARD (Butler) 13:44.37
11位 Liam BACK (New Zealand) 13:45.01
12位 Luke TEWALT (Wake Forest) 13:47.04
13位 Jamie DEE (Iona) 13:47.99
14位 Nathan MOUNTAIN (Virginia) 13:48.25
15位 YUICHIRO UENO (Puma Japan) 13:52.59
16位 Nick DAHL (Duke) 14:12.76
17位 Takato SUZUKI (S&G Holdings) 14:19.64
18位 Othmane EL GHARISSI (High Point) 14:25.47
上野監督の健脚は、海外レースでも健在です。3000mまでは鈴木選手と一緒になって後続を引き離し、13分30秒台ペース。そこからややペースを落とすもしっかり粘っていたようです。
1位 根本 大輝 (順天堂大院) 1:48.94
2位 源 裕貴 (NTN) 1:49.14
3位 高橋 創 (東京大) 1:49.21
4位 梅谷 健太 (サンベルクス) 1:49.68
5位 林 貴裕 (RSLAB) 1:49.78
6位 横田 真人 (TWOLAPS) 1:50.39
7位 前川 優月 (SMILY ANGEL) 1:52.89
8位 田母神 一喜 (IIIFTC) 1:54.03
1位 大澤 健人 (中央大3) 28:53.03 PB
2位 吉中 祐太 (中央大1) 28:55.93 PB
3位 浦田 優斗 (中央大2) 28:57.05 PB
4位 鈴木 耕太郎 (新・國學院久我山高) 29:26.05
5位 伊東 夢翔 (中央大1) 29:31.05
6位 山口 大輔 (中央大2) 29:35.64
7位 佐藤 宏亮 (中央大1) 29:38.74
8位 柴田 大地 (新・洛南高) 29:44.77 初 PB
9位 髙沼 一颯 (中央大2) 29:52.71
10位 濱田 宙尚 (中央大3) 30:13.79 PB
11位 中西 勝輝 (亜細亜大) 30:32.17
12位 白川 陽大 (中央大1) 30:43.19
13位 金木 健次朗 (亜細亜大) 30:47.71
14位 荒井 秀太 (亜細亜大) 31:49.15
15位 山岡 秀 (亜細亜大) 31:58.06
DNF 伊東 大翔 (中央大3)
DNF 湯浅 仁 (中央大3)
DNF 吉居 大和 (中央大3)
DNF 山平 怜生 (中央大2)
DNF 吉居 駿恭 (中央大1)
DNF 東海林 宏一 (中央大2)
DNF 髙沼 一颯 (中央大2)
DNF 矢萩 一揮 (中央大2)
DNF 折居 幸成 (中央大1)
DNF 後藤 琉太朗 (新・東海大札幌高)
DNF 助川 颯都 (新・水城高)
実は会場入り予定だったのですが、前の用件が大きく押したため無念の観戦断念です。ただ、マネージャーの皆様方によるインスタライブが実施され、そちらで様子を伺うことができました。現地入りされた方も大勢いたようですね。
事前の予定からは居田くんがDNSで21名の大量出走。序盤は吉居大くん湯浅くんが先頭を引っ張ります。集団は早くも2つに分かれて後続は東海林くんがPM。1周68秒前後、1000mを2分51秒と早めに入りましたが、2000m以降は69秒前後~にペースが落ち着き、28分台狙いのペースが色濃くなってきました。
3000m過ぎから脱落者が少しずつ出始めます。新入生の柴田くんが離れ、次に山口くん、5000m手前では同じく新入生の鈴木くん、その後白川くんが離れました。
6000mの時点ではPMの山平くん湯浅くん伊東大くん吉居大くんに加え、吉中くん伊藤夢くん浦田くん大澤くん佐藤宏くんが先頭集団に残っていました。
7000mでPMが外れると、浦田くんが集団から大きく飛び出し大澤くんと吉中くんがそれを追う展開。残り3周まで浦田くんは独走で後続に7-8秒の差。このまま28分40秒台もという展開でしたが、ラスト一周手前で大澤くんが捉えます。
大澤くんはラストも切れていましたね。最終学年の主要大会出走に向けて28分台PBで見事フィニッシュ。冬場好調の吉中くんも順調にタイムを伸ばし、ラストはかなり苦しくなった浦田くんも1分強の大幅PB。三大駅伝未出走のメンバーが3名28分台と大きな成果でした。
早いうちに離れたように見えた鈴木くん柴田くんも粘って好走でしたね。学生ハーフで快走を見せた濵田くんも連続PBと良い走りでした。
第303回日体大長距離記録会 5000m6組(3/26)
1位 ワンガリ ピーター キブイ (NTN) 13:30.57
2位 吉田 礼志 (中央学院大) 13:45.39
3位 グエン アブラハム (阿見AC) 13:48.63
4位 横山 徹 (日立物流) 13:49.81
5位 小林 篤貴 (神奈川大) 13:50.33
6位 デジェン テスファレムウェルドゥ (星槎大) 13:53.88
7位 長山 瑞季 (埼玉医科大G) 14:00.43
8位 溜池 一太 (中央大1) 14:00.83
9位 山﨑 草太 (新・西京高) 14:01.54 PB
10位 宇津野 篤 (神奈川大) 14:02.03
11位 石綿 宏人 (埼玉医科大G) 14:02.57
12位 新本 駿 (山梨学院大) 14:02.78
13位 芹澤 昭紀 (富士山の銘水) 14:03.98
14位 横尾 皓 (芝浦工業大) 14:04.28
15位 佐藤 蓮 (新・仙台育英高) 14:06.76 PB
16位 山本 竜也 (小森コーポレーション) 14:07.55
17位 池田 紀保 (埼玉医科大G) 14:08.72
18位 坂本 佳太 (愛知製鋼) 14:09.22
19位 飯塚 達也 (中央学院大) 14:09.91
20位 馬場 祐輔 (小森コーポレーション) 14:11.55
21位 伊藤 春輝 (新・川崎市立橘高) 14:11.58 PB
22位 キプゲノ ケネス (札幌山の手高) 14:11.89
23位 田原 琥太郎 (西条農業高) 14:14.35
24位 篠原 楓 (山梨学院大) 14:17.68
25位 品田 滉人 (山梨学院大) 14:18.16
26位 藤田 大智 (新・西脇工業高) 14:19.14
27位 小松 陽平 (日立物流) 14:20.42
28位 髙田 尚暉 (山梨学院大) 14:20.72
29位 桐山 剛 (スズキ) 14:23.37
30位 湯原 慶吾 (小森コーポレーション) 14:27.00
31位 大西 裕翔 (京都外大西高) 14:27.77
32位 工藤 巧夢 (中央学院大) 14:27.99
33位 吉田 光汰 (埼玉医科大G) 14:33.18
34位 小田切 幹太 (新・学法石川高) 14:36.53
35位 新井 友裕 (専修大) 14:36.99
36位 坪井 響己 (新電元工業) 14:48.21
エントリーの状況からして溜池くんのPMに新入生が…という展開を予想していましたが、正にそのような形でした。先頭のハイペース集団とは序盤から早々に離れ、溜池くんが引っ張る集団に高校生たちが食らいつきます。
とはいえ溜池くんのペースも14分フラットくらいのタイム、徐々に遅れてくる選手たちを拾っていく形になりました。新入生の中で佐藤蓮くんは割と早めに集団から離れましたが、大きくは崩れず同じように遅れた選手を確実に拾っていました。
ラスト一周手前では溜池くんとほぼ同時に山﨑くん、少し遅れて伊藤くん・ほぼ同時に粘走の佐藤蓮くんという並び。
都大路以降出るレース全てで安定の山﨑くんは今回も見事PB。佐藤蓮くんは高2以来のPBですが、特にラスト一周の伸びはすごかったですね。スマートな走りが印象的でしたが、今回のような粘りの走りも素晴らしいです。
ロードレースでとにかく強い伊藤くんも見事PB。
藤田くん小田切くんも4000m近くまでかなり良かったです。今期1500m中心だった小田切くんの5000m走破に、まずはほっとしています。
前日の10000m出走も併せて、新入生が一様に順調なスタートです。都大路以降元気だった本間くんも、エントリー済みの金栗記念でその姿が見られるでしょうか。