2024年度中央大学陸上部スポーツ推薦合格者が発表

今年も待ちに待った新入生発表時期がやってまいりました。
様々な媒体で情報が素早く流れる世の中ですが、特に都大路前に公式情報として発表頂けることに深く感謝したいと思います。

また、新入生の皆様に置かれましては合格誠におめでとうございます。貴重な4年間が全ての選手に対し実りあるものになるよう祈念しております。

以下、長距離ブロック合格者に絞って恒例の新入生紹介を行います。選手のPBや実績は各種サイトを参考にした手元調べ(+本日付)ですが、もし間違いや抜け等あればご指摘頂ければと思います。実績については昨年度の都大路を起点に、それ以降の主要大会の記録を抜粋しています。

参考:
2023年度入学者の記事
2022年度入学者の記事
2021年度入学者の記事

5000m 13:52.18(22/10/15 奈良強化記録会)
1500m 3:56.53(23/04/09 大阪選手権)
3000m 8:14.48(23/06/04 U20日本選手権)
10km 29:11(22/10/09 日本海駅伝)

第28回都道府県駅伝 1区7.0km9位 20:02(23/01/22)
第38回U20日本クロカン 8.0km8位 24:27(23/02/05)
第39回U20日本選手権 3000m4位 8:14.48(23/06/04)

第76回全国高校対抗 5000m決勝18位 14:21.21(23/08/04)
燃ゆる感動かごしま国体 5000m27位 14:48.40(23/10/13)
第74回大阪府高校駅伝 4区8.0875km1位 24:41(23/10/28)
第74回近畿高校駅伝 3区8.1075km2位 24:12(23/11/26)

まずは持ちタイムトップの七枝くん。早くから噂はありましたが、先日の日体大の映像で確信に変わりましたね。

元々の専門はトライアスロン、U15日本選手権2位の実績を持つ逸材でしたが、陸上に本格転向後も才能を遺憾なく発揮。今期開始時は世代5000mPBトップ、その後もトップクラスを堅持し続けています。特に2年時秋から冬にかけては凄まじい活躍ぶりでした。

日本海駅伝での10km快走に始まり、翌週には5000m13分台の好タイム、更に都道府県駅伝からU20クロカンまで全て上位フィニッシュ。スケール感ある伸びやかなフォームから、トラック・ロード両面でハイレベルな走りを披露しています。

一転、今期夏シーズンにかけては勝負レースでどうしたのかなと思う場面もありましたが、駅伝シーズン開始後は少しずつ上昇気味、先日の日体大では2度目の5000m13分台をマークして復活をアピールしました。陸上への専念期間が相対的に短い上にこの強さ、ポテンシャルという意味でも楽しみですね。

まずは初出走となる都大路、そしてその後の成長と活躍も大いに期待したい選手です。

5000m 13:55.62(23/05/04 GGN)
800m 1:55.73(22/08/24 京都ユース)
1500m 3:52.63(23/05/22 京都府総体)
3000m 8:09.47(23/09/02 亀岡ナイター)
10km 29:25(23/11/05 京都府高校駅伝)

第73回全国高校駅伝 3区8.1075km12位 24:19(22/12/25)
第28回都道府県駅伝 1区7.0km5位 19:50(23/01/22)
第44回U20世界クロカン 8.0km35位 27:05(23/02/18)
第46回春の高校伊那駅伝 2区7.52km5位 23:10(23/03/19)
第76回全国高校対抗 5000m決勝11位 14:00.89(23/08/05)
第43回日本海駅伝競走大会 7区5.0km1位 15:01(23/10/01)

燃ゆる感動かごしま国体 5000m5位 14:00.85(23/10/13)
第74回京都府高校駅伝 1区10.0km1位 29:25(23/11/05)
第74回近畿高校駅伝 4区8.0875km2位 23:41(23/11/26)

洛南高からは4年連続、全世代で主力選手が入学する運びとなりました。今期の主将兼エースである岡田くんを紹介します。

岡田くんは中学時代からジュニアオリンピック出場など名の知られた選手。
洛南高進学後も1年時から駅伝出走、2年時にはインターハイ決勝や府駅伝1区を務めるなど中心選手に成長を遂げます。

上下動の少ない腰高なフォームも相まって安定した走りの印象が強いですが、特に今期は勝負レースで外したと言える結果が皆無。高いレベルの記録と勝負強さを併せ持った、正にエースと呼ぶにふさわしい活躍ぶりです。府駅伝1区も難コンディションながら、前年より1分以上タイムを縮める見事な走りでした。

高い記録水準や安定感は、入学前の溜池くんを彷彿とさせますね。1年時からの活躍が大いに期待できる選手と思います。

5000m 14:07.59(23/09/24 日体大)
1500m 3:58.24(23/04/16 兵庫春季)
3000m 8:30.07(23/07/14 尼崎市中長距離)

第46回春の高校伊那駅伝 5区5.1km6位 15:14(23/03/19)
第2回奥球磨駅伝競走大会 3区8.25km6位 24:56(23/10/01)

第78回兵庫県高校駅伝 6区5.0km1位 14:21(23/11/05)
第74回近畿高校駅伝 2区3.0km3位 08:28(23/11/26)

3名連続で関西圏からの選手を紹介することになります。須磨学園からは井上元主将以来の進学となる、今期の成長株三浦くんです。

強力な選手層を誇る今期の須磨学園にあって、中学3年時から3000m8分30秒台の記録を持つ実力者です。3年時の全中競技会3000m決勝は岡田くん2位、三浦くん3位と秒差での上位フィニッシュでした。

須磨学園入学後すぐに5000m14分台を叩き出し、1年時から駅伝の長距離区間を任されるなど順調。2年時は記録の上でやや停滞気味でしたが、3年時に本格化。秋シーズンの5000mPB2連発など登り調子で、駅伝でも活躍しています。

特に5000mPB更新後の県駅伝5km、区間新にも迫ろうかという14分20秒台は注目すべき結果です。中学時の実績からここまで苦しんだ時期もあったでしょうが、この秋冬の伸びで今後も期待したい選手です。

まずは好調を維持したまま臨むであろう自身初の都大路、どこをどのように走ってくれるかも楽しみですね。

原田 望睦(東京農大二)

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5000m 14:08.73(22/10/02 日体大)
800m 2:02.92(20/07/25 群馬県記録会)
1500m 3:56.13(23/04/29 チャレンジミートゥイン熊谷)
3000m 8:14.39(23/04/02 東京六大対抗)
3000mSC 9:30.64(21/09/18 群馬県高校新人)
10km 29:26(23/11/18 関東高校駅伝)

第73回全国高校駅伝 1区10.0km15位 30:02(22/12/25)
第28回都道府県駅伝 5区8.5km24位 25:25(23/01/22)
第46回春の高校伊那駅伝 4区9.1km2位 26:28(23/03/19)
第39回U20日本選手権 3000m11位 8:17.59(23/06/04)

第76回全国高校対抗 5000m予選1組6位 14:30.62(23/08/04)
第2回奥球磨駅伝競走大会 3区8.25km2位 24:22(23/10/01)

第58回群馬県高校駅伝 1区10.0km1位 30:38(23/10/29)
第76回関東高校駅伝 1区10.0km5位 29:26(23/11/18)

東京農大二高からも、定期的に進学者が出てくれるようになりました。

今期は強力な主力選手を複数擁する農大二高ですが、その中でも原田くんはロードのエースと呼ぶべき存在でしょう。2年時の都大路、都道府県と最長区間を担当、その後も全ての駅伝で最長区間を担ってはいずれも好走しています。

もちろんトラックレースの記録も高水準ですが、3000mのスピードに加えてここ最近の日体大5000mへの後半組挑戦など、一気に記録を伸ばす下地もできつつあるようです。あくまで高校3年時の印象だと、トラックスピードも兼ね備えた(当時の)湯浅くんという感じでしょうか。ロードへの信頼度が厚い選手で、進学後も長距離ロード中心に活躍が期待できそうです。

都大路も2年連続の1区出走が有力視されますが、まずは今年1年の成長ぶりを楽しみにしたいと思います。

5000m 14:09.32(23/04/23 日体大)
800m 1:55.01(23/06/04 山梨県選手権)
1500m 3:53.19(23/05/06 山梨県高校総体)
3000m 8:17.31(23/05/27 世田谷競技会)
10000m 30:45.63(21/11/20 関東高校駅伝)
10km 29:59(22/11/19 関東高校駅伝)

第46回春の高校伊那駅伝 2区7.52km17位 23:46(23/03/19)
第76回全国高校対抗 5000m予選3組13位 14:39.19(23/08/04)
第74回山梨県高校駅伝 1区10.0km3位 31:30(23/10/28)

山梨県からは本当に久々の進学となりますね、笛吹高校のエース田中くんです。

笛吹高の名は寡聞にして存じなかったですが、ここ10年程度の県駅伝ではいずれも上位の常連高、箱根を目指すチームへの進学者もいます(東農大4年の田中莉生くんはお兄さんのようですね)。

2年の秋冬シーズンから関東駅伝での好走など覚醒の様相が見て取れ、そして今期序盤の活躍ぶりは特筆ものでした。5000mPBを3月、4月と立て続けに20秒刻みで更新すると、1500mと3000mもそれに呼応する形で更新、インターハイの大舞台も経験します。その反動もあってか、秋冬シーズンはDNSなども続いていて少し心配ですが、また元気な姿を見られればと思います。

記録の伸びこそ一気にでしたが、中学時代の持ちタイムは9分30秒台、3年間のトータルでかなりの力をつけてきた選手です。大学での練習の流れにフィットすれば、また一段と強くなってくれる予感がします。

並川 颯太(洛南)

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5000m 14:10.37(22/12/04 京都陸協記録会)
800m 1:59.55(22/07/23 京都府高校記録会)
1500m 3:56.56(23/06/15 全国高校対抗近畿予選)
3000m 8:09.91(23/09/02 亀岡ナイター)
10km 30:21(23/10/01 日本海駅伝)

第73回全国高校駅伝 4区8.0875km12位 23:50(22/12/25)
第46回春の高校伊那駅伝 4区9.1km6位 27:13(23/03/19)
第43回日本海駅伝競走大会 1区10.0km15位 30:21(23/10/01)

第74回京都府高校駅伝 4区8.0875km2位 24:43(23/11/05)
第74回近畿高校駅伝 7区5.0km1位 14:49(23/11/26)

昨年度の柴田くん-櫻井くんに引き続き、なんと今年も洛南から2名が進学となりました。それも長距離枠、しかも実績のある主力2名ということで二重にも三重にも驚きです。

並川くんは地元中学から洛南高進学の黄金パターン。1年時冬に5000m14分30秒台を記録し、主力選手への階段を駆け上がります。チーム事情もあり全国規模の駅伝は昨年の都大路が初とのことでしたが、堂々たる走りでした。その後の伊那駅伝も快走していますね。

今期序盤はインターハイまでの期間少し記録の上で足踏みがありましたが、秋冬にかけて3000mPB、5000mもPBに迫る走りで復調しています。特に3000mのスピードはエースの岡田くんとも遜色なく、他の記録も更に伸ばしてくる予感です。

チームの洛南高出身者は、幸いにして皆一様に大学でも記録を伸ばし続けています。
先輩や同期の岡田くんと共に競い合い、さらなる高みに上り詰めてくれるものと期待しています。

5000m 14:10.91(23/05/29 広島県高校総体)
1500m 3:52.91(23/06/25 広島県選手権)
3000m 8:13.42(23/09/02 山口ナイター)
10km 30:20(22/11/20 中国高校駅伝)

第28回都道府県駅伝 5区8.5km7位 24:55(23/01/22)
第38回U20日本クロカン 8.0km5位 24:20(23/02/05)
第74回広島県高校駅伝 1区10.0km2位 30:33(23/11/05)

西条農業の田原くん、2010年入学の保岡宏紀さん以来実に14年ぶりの進学となるでしょうか。この選手も早くから噂を聞いていましたが、無事に決まって何よりです。田原くんが次年度7人目の新入生となりますが、この位置で紹介する選手とはとても思えない実績を持っています。

特にロード・クロカンの強さは折り紙付きで、実績にも挙げた都道府県駅伝からのU20クロカン力走は強く印象に残っています。2年時の秋シーズン、県および地区駅伝の1区最長区間での好走を皮切りに、トラックの記録を一気に伸ばしてきました。

今期は夏シーズンに少し奮わない結果があったものの、国体と県駅伝で復調の兆し。また都道府県駅伝で元気な姿を見られるでしょうか。

原田くんと共に長距離ロードでの活躍が期待できそうな選手です。早いうちからの活躍も充分考えられます。

相地 一夢(豊川)

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5000m 14:19.13(23/12/02 日体大)
1500m 3:57.92(23/07/16 愛知県選手権)
3000m 8:34.89(22/12/04 東海大)
10000m 30:58.39(23/02/25 平国大)
3000mSC 9:47.88(23/04/09 豊橋リレカ)

第46回春の高校伊那駅伝 4区9.1km41位 28:21(23/03/19)
第76回全国高校対抗5000m 予選3組18位 15:11.94(23/08/04)
第43回日本海駅伝競走大会 3区8.1075km11位 24:43(23/10/01)

第74回愛知県高校駅伝 3区8.1075km1位 24:54(23/11/05)
東海高校駅伝 5区3.0km1位 08:32(23/11/26)

豊川高校のエース、相地くんを紹介します。
中学時代の3000m更新は学年を追うごとに10分-9分-8分台と綺麗な伸び、高校時の5000mも15分台からスタートして段階的に伸びていくなど、長距離選手の見本のような成長ぶりです。

順調な過程を経て今年出場を果たしたインターハイ予選3組では、奇しくも同期となる田中くん、後に紹介する佐藤大くんとも顔を合わせることになります。県駅伝では前年同様3区を担当、ライバル校との一騎打ちを制して、都大路出場を決める走りをしてくれました。先日の日体大にも出場して見事PB更新と、波に乗っていますね。

愛知陸協所属の相地くんということで…おそらく誰もが一度は頭をよぎるのではないでしょうか。栃木県出身の名ランナー・栃木渡選手のような実況を、耳にする日はそう遠くないかもしれません。

5000m 14:19.71(23/10/01 東海大)
1500m 3:56.89(23/05/21 東海大)
3000m 8:20.06(23/04/01 国士大)
3000mSC 9:16.63(22/06/20 関東高校競技会)
10km 30:36(23/11/01 埼玉県高校駅伝)

第73回全国高校駅伝 6区5.0km4位 14:48(22/12/25)
第46回春の高校伊那駅伝 1区7.98㎞6位 23:17(23/03/19)
第76回全国高校対抗5000m 予選3組14位 14:52.98(23/08/04)
第74回埼玉県高校駅伝 1区10.0km2位 30:36(23/11/01)
第76回関東高校駅伝 3区8.1075km2位 24:32(23/11/18)

埼玉栄高からも3年連続の進学となりました、今期主将を務める佐藤くんです。
佐藤姓自体も3年連続の進学ということで、佐藤大くんとお呼びすることになりそうですね。

中学時代は3000m9分台でしたが、地元の強豪校へ入学すると1年時後半に5000m14分台をマーク。そこから伊那駅伝の快走を経て記録を伸ばし、2年時は3000mSCで、3年時は5000mでインターハイ出場を果たします。

近年の同校出身者の印象に違わず、持ちタイム以上に特にロードレースで力を発揮する感がありますね。それを裏付けるかのように、主要大会でのロードレースは全ての成績が上位安定。伊那駅伝1区の好スタートは、奇しくも後に紹介する市立橘・荒井くんと秒差での決着でした。

3年間コンスタントに記録を伸ばし、徐々に長距離へフィットという長距離選手らしい成長曲線。大学でも同様の成長を期待したいです。

5000m 14:28.72(23/09/24 日体大)
800m 2:12:19(22/09/04 鯖江長距離記録会)
1500m 3:59.54(23/05/27 福井県高校春季)
3000m 8:37.57(23/09/04 鯖江長距離記録会)
10km 30:40
(23/11/19 北信越高校駅伝)

第46回春の高校伊那駅伝 1区7.98km22位 23:57(23/03/19)
第74回福井県高校駅伝 3区8.1075km1位 25:03(23/11/05)
第60回北信越高校駅伝 1区10.0km2位 30:40(23/11/19)

鯖江高校からは史上初ではないでしょうか。同校のエースでキャプテンの木下くんが進学を決めてくれました。手元調べでも美方高出身の早川文人さん以外に、福井県出身者はいないように思います。

中学時の記録は駅伝出走のみで、おそらく本格的な陸上経験は高校から。それでも鯖江高進学後、1年時から長距離区間を任されていました。
同校はここ数年来都大路から遠ざかっていましたが、今期は正に木下くんの3区大量リードが都大路出走を決定づける走りに。

記録としてはまだこれからという印象もありますが、それでも1年時からPBを積み重ね続け、主要記録は全て今期のもの。伸び盛りということでしょう。

同校出身として初めての進学者、新しい道を切り拓いてくれることと思います。
(※下記動画17番の選手です。)

5000m 14:31.92(22/12/04 東海大)
800m 2:19:91(19/06/23 川崎市政記念)
1500m 3:54.71(22/07/03 日体大)
3000m 9:30.22(20/10/25 川崎市秋季)
10km 
32:28(23/11/03 神奈川県高校駅伝)

第73回全国高校駅伝 4区8.0875km13位 23:51(22/12/25)
第46回春の高校伊那駅伝 1区7.98km5位 23:13(23/03/19)
第2回奥球磨駅伝競走大会 3区8.25km10位 25:23(23/10/01)

第76回神奈川県高校駅伝 1区10.0km2位 32:28(23/11/03)

最後に紹介するのは荒井くん、昨年度の伊藤くんに引き続き、市立橘高のエースが進学を決めてくれました。荒井くんは昨シーズン充実の布陣で臨んだ橘高校躍進の立役者の1人。

県駅伝では伊藤くんの1区好発進を引き継いで2区区間賞、都大路でも3区伊藤くんからのタスキを受けて4区快走。良い流れを守れるだけでなく、伊那駅伝では自らスターターを務め、都大路常連校の選手たちと互角以上に渡り合いました。

トラックPBそのものは全て昨年度以前のもので、今年度トラックレースでの目立った走りこそありませんでしたが、力を持っている選手であることに変わりありません。

中学3000mPB9分30秒台からの成長株、5000m持ちタイム下位ながらロードに強いということで、下剋上の予感をひしひしと感じる選手です。

5000m 14:16.28(23/08/06 全国高校対抗)
800m 1:49:44(19/06/23 川崎市政記念)
1500m 3:46.78(23/08/25 日中韓ジュニア)
3000m 8:31.21(21/11/28 東海大)
3000mSC 9:22.10(22/09/25 東京高校新人)
10km 31:10(23/01/15 赤羽ハーフ)

第38回U20日本クロカン 8.0km39位 25:06(23/02/05)
第46回春の高校伊那駅伝 1区7.98km30位 24:06(23/03/19)
第76回全国高校対抗 1500m決勝2位 03:49.06(23/08/03)
第76回全国高校対抗 800m決勝3位 01:49.44(23/08/06)
燃ゆる感動かごしま国体 800m決勝6位 01:50.80(23/10/16)
第74回東京都高校駅伝 7区5.0km1位 14:41(23/11/03)

さて、最後にと書いた手前ですが中距離枠で寺田くんの進学が決まっておりますので、ここでご紹介します。國學院久我山高の系譜は今年も健在ですね。

中学時代から800-1500mを中心に全中・ジュニアオリンピックへ出場など実績豊富。高校進学後も中距離中心に活躍、最後のインターハイでは両種目で表彰台に登りました。

しかも、駅伝では最短区間だけでなく時節長距離走も高いレベルでこなす選手に成長します。伊那駅伝や赤羽ハーフ10kmなどは若干跳ね返された面もありましたが、都駅伝のアンカー5kmで区間新、先日の日体大で5000mPBを大幅更新。力があるところを見せてくれました。

中距離と明記された上に早くもTeam Ambitionへの加入も発表されましたので、先輩でいうと金子くんのような立ち位置になろうかと思います。が、山田くん或いは中野倫くん、はたまた本人の希望によっては田母神先輩のような活躍の仕方もあり得そうですね。

どちらに軸を置くにせよ、陸上部にとって強力な戦力になろうことは間違いありません。

今年も応援のお供にご活用ください

昨年度、またそれ以前から引き続いて有力な高校生達が進学を決めてくれました。

成績の上昇に伴って長距離の枠も増加傾向、またこの高校から!?という選手も以前に比べ増えてきているように感じます。

大学長距離界で確かな地位を築いた現4年生卒業後の最初の世代ということもあり、周囲からの期待が大きいことは想像に難くありません。それが悪い方向に働かないよう、引き続き静かに彼らの活躍を見守っていきたい所です。

まずは都大路ですね。田中くん・田原くん・荒井くんは残念ながらチームとして出場はなりませんでしたが、今年は最大9名と例年以上に熱を入れ声援を送ることができそうです。都大路に続いて年明けの都道府県駅伝はもちろん、その後の活躍を追うにあたって、この情報が少しでも役に立てば幸いです。