2026年度中央大学陸上部スポーツ推薦合格者が発表

今年も待ちに待った新入生発表時期がやってまいりました。

様々な媒体で情報が素早く流れる一方、雑誌媒体での公表は逆に制限される昨今、特に都大路前に公式情報として発表頂けることに、毎度のことですが深く感謝したいと思います。

また、新入生の皆様に置かれましては合格誠におめでとうございます。貴重な4年間が全ての選手に対し実りあるものになるよう祈念しております。

以下、長距離ブロック合格者に絞って恒例の新入生紹介を行います。選手のPBや実績は各種サイトを参考にした手元調べ(+本日付)ですが、もし間違いや抜け等あればご指摘頂ければと思います。実績については昨年度の都大路を起点に、それ以降の主要大会の抜粋が基本です。(インターハイ・都大路出走はなるべく過去分も拾っています。)

※1 いつもお世話になっている7716chuoさんの動画を例年引用させて頂いていますが、日体大記録会の撮影関係等で、今回は全ての動画での引用はできませんでした。

※2 過去記事
2025年度中央大学陸上部スポーツ推薦合格者が発表
2024年度中央大学陸上部スポーツ推薦合格者が発表
2023年度中央大学陸上部スポーツ推薦合格者が発表
2022年度中央大学陸上部スポーツ推薦合格者が発表
2021年度中央大学陸上部スポーツ推薦合格者が発表

5000m 13:34.38(25/11/16 日体大)
1500m 03:50.95(25/06/13 東北高校)
3000m 08:38.11 (23/10/29 県南秋季)
10km 0:29:26 (24/12/22 全国高校駅伝)

第75回全国高校駅伝 1区10.0km6位 29:26(24/12/22)
第30回都道府県対抗男子駅伝 4区5.0km2位 14:10(25/01/19)
第40回U20日本クロカン 8.0km1位 23:20 (25/02/22)
第47回春の高校伊那駅伝 2区7.52km2位 22:51(25/03/24)
第78回全国高校総体 5000m決勝3位(3組3位) 13:51.97(25/07/29)
第70回福島県高校駅伝 3区8.1075km1位 23:16(25/10/23)

今年度の1番手は今季の高校長距離界を代表するスピードランナーの一人、学法石川高の栗村くんです。

地元の会津若松四中時代から、後の同級生となる増子くんと共に良きライバルとして、全中1500mの1位2位の座を分け合いました(2位)。当時の3000mランキング1位が増子くん、1500m1位が栗村くんですね。

学法石川高入学後は、1年目冬に伊那駅伝1区起用、2年目の春に5000m14分20秒を切る好タイムをマークしてから、一気に主力への階段を駆け上がります。全国屈指の層の厚さを誇る同高において、長らくチームの二枚看板として活躍してきました。

都大路10km好走や県駅伝区間新はもちろん、伊那駅伝2区ではアクシデントによる下位スタートにも関わらず、先頭争いの選手を上回る区間2位。流れの悪さに関係なく自身の走りを遂行できる点は、正に「強い」選手の証左でしょう。

トラックも安定して強く、3年時は東北・全国共にインターハイで好成績。先日の日体大5000mもチャレンジングな面子の中で粘り切り、今年度の日本選手権標準相当を突破。素晴らしい走りでした。

トラック・ロード・クロカン・先頭・ビハインド等、状況や場所を問わず高いパフォーマンスを常に発揮し続ける選手です。初年度から数々の主要大会での活躍を期待します。

5000m 13:48.99(25/11/30 日体大)
1500m 03:45.26(25/07/25 福岡IH)
3000m 08:19.02(24/04/29 くまがや)
10000m 29.22.21 (25/04/27 日体大)

第76回全国高校総体 1500m予選3組8位 3:52.47(23/08/06)
第77回全国高校総体 1500m予選1組4位 3:50.16(24/08/01)
第47回春の高校伊那駅伝 5区5.1km3位 15:20(25/03/24)
第26回アジア陸上競技選手権 5000m12位 14:18.52(25/05/30)
第78回全国高校総体 1500m決勝9位(4組8位) 3:45.26(25/07/25)

仙台育英高の俊英、簡子傑くんです。今季の仙台育英高は都大路制覇が本命視されるほどの分厚い戦力ですが、その中でも実績・人となりを含めての注目度が際立って高い選手の1人と言えます。

両親ともに台湾の陸上選手、自身も1500m、5000mの台湾中学記録を更新する実力を持ちますが、より高いレベルや自身の限界突破を求めて単身来日、語学特訓を挟んで仙台育英高の門を叩きます。

言葉の壁や環境の違いもありながら、1・2年時からインターハイ1500mに連続出場。最終学年の今期は決勝の舞台で3分45秒台の好タイムをマークし、同種目の台湾記録を打ち立てました。

先日の日体大記録会5000mでも好走し、これまた台湾記録となる13分50秒切を達成。10000mにも早くから対応し、台湾記録まで後わずかです。アジア選手権にも在学中から出場し、我らが森凪也OBとも鎬を削っていましたね。

バックボーンから言えば、中大長距離ブロックの新入部員としては異色中の異色。
しかしながら、上述の記録達成にはWeb上・現地問わず多くの温かな声援や祝意が寄せられており、周囲に応援される選手という印象を強く持ちます。

彼の歩む道がそのまま台湾陸上長距離界の発展に繋がることを祈念し、その決断や取組みを私も心から応援したいと思います。

5000m 13:55.96(25/10/03 滋賀国体)
1500m 04:01.81(25/09/28 東海大)
3000m 08:08.38(25/09/14 山梨長距離)
10km 31:05(25/11/02 県高校駅伝)

第107回日本クロカンジュニア 8.0km80位 25:20(24/02/25)
第71回男鹿駅伝 3区11.3km4位 36:09(24/06/29)
第44回日本海駅伝 5区3.0km1位 08:54(24/10/13)
第75回全国高校駅伝 5区3.0km2位 08:32(24/12/22)
第78回全国高校総体 5000m決勝27位(1組5位)14:29.91(25/07/29)
第79回滋賀国体 5000m決勝10位 13:55.96(25/10/07)

令和7年度長野県高校駅伝 1区10.0km1位 31:05(25/11/02)

佐久長聖高からは2年連続、今期のチームの主将を務める酒井くんが進学します。
石川県・中能登中時代は2年生の頃から3000m8分台、全中駅伝で区間上位の走破記録を持ちます。

佐久長聖へ越境入学後は1年時に5000m14分台をマークすると、2年時春シーズンから急浮上の兆し。男鹿駅伝最長区間への抜擢などを経て、秋冬シーズンから一気に記録を伸ばしてきました。同年の都大路も5区2位で走破し、連覇に貢献します。

最終学年はやや春先に足踏み、インターハイ5000mもタイムレース1組へ出走し、好調時の走りとはなりませんでした。しかし秋冬シーズンでは本来の走りを取り戻し前年同様に大きく成長、1500m(2本連続出走)・3000m・5000mと主要記録全てでPBを更新しています。秋冬にかけての伸びやピークを合わせる力は、今後も強い武器になりそうですね。

最後の都大路は、連覇への挑戦権を唯一持つ高校の主将として望みます。
主要区間での出走が予想され、ライバルも強力ですが、万全な状態でどのような戦いを見せてくれるか楽しみですね。

門間 蒼大(九州学院)

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5000m 13:57.19(25/11/16 日体大)
1500m 03:54.34(25/04/19 熊本市選手権)
3000m 08:15.90(24/06/08 佐賀県長距離)
10km 30:11(25/03/03 玉名ハーフ)

第76回全国高校総体 5000m決勝15位 14:28.49(24/08/01)
第75回全国高校駅伝 3区8.1075km3位 24:10(24/12/22)
第40回U20日本クロカン 8.0km11位 23:51 (25/02/22)
第47回春の高校伊那駅伝 4区9.1km4位 28:13(25/03/24)
第4回奥球磨男子駅伝 3区8.25km1位 24:31(25/10/05)
第78回熊本県高校駅伝 4区8.0875km1位 24:14(25/11/01)

九州の雄・九州学院高からエースで主将の門間くんが進学を決めてくれました。

2001年度入学・長距離ブロック所属後、長きに渡ってプレス工業の選手、後に選手兼監督として活躍された門間滋さんのご子息とのことで、時の流れの早さを感じます。
父は優勝、母は準優勝 九州学院の「柱」門間主将 全国高校駅伝

神奈川・藤沢秋葉台中時代には全中1500mに出場。関東予選決勝の舞台では、後に紹介する貝原くんにコンマ秒差で競り勝つという場面もありました。

高校は一転、九州学院高へ越境入学。1年時から5000m14分30秒台をマークすると、2年時から一気に本格化。インターハイを始めとする主要大会で活躍し、特にロードレースでの活躍には目を見張るものがあります。都大路3区の快走と、伊那駅伝のビハインドからの追い込みは見事でした。

最終学年は春シーズンに離脱、インターハイ予選もDNSでやや心配されましたが、秋シーズンから戦線復帰すると、得意のロードレースを中心に変わらぬ強さを見せてくれています。熊本県高校駅伝の4区区間新は実に24年ぶりとのことで、名実ともに名門・九州学院高の歴史に名を刻みました。

最後の都大路でもエースとしての活躍が期待されます。門間くんも、特にロードレースで展開を選ばず、常にスケールの大きな走りができる強さを持つ選手です。個人的には大学でも早いうちからの活躍を期待しています。

5000m 14:13.28(25/05/31 北九州選手権)
800m 01:52.71(25/05/04 福岡県選手権)
1500m 03:50.43(25/05/03 福岡県選手権)
3000m 08:12.14(25/09/28 U20日本選手権)
10km 29:48(25/11/15 九州高校駅伝)

第77回全国高校総体 5000m予選2組14位 14:56.90(24/07/30)
第78回全国高校総体 5000m決勝31位(2組11位)14:31.87(25/07/29)
第41回U20日本陸上選手権 3000m5位 8:12.14(25/09/28)
第76回福岡県高校駅伝 1区10.0km1位 29:49(25/11/02)

第78回全九州高校駅伝 1区10.0km4位 29:48(25/11/15)

福岡県の新鋭・飯塚高のエース松尾くんを紹介します。先日、松尾くんの1区好発進を軸に九州地区大会を見事勝ち抜き、都大路に初出場を決めた同校。長距離ブロックへの進学自体も初となります。

中学時代の専門は800m、1分台を狙える水準のスピードは持つものの、主要大会での目立った成績自体はありませんでした。
持ち前のスピードは飯塚高進学後に、長距離対応と共に開花。1年時夏の国体選考で3000mのベストをいきなり40秒強更新すると、秋シーズンに5000mで14分台に突入します。

2年時には全てが好循環に回りだし、800m、1500m、3000m、5000mと全記録でPBを更新。インハイ九州予選では会心の走りでPB(当時)を更新し、3位表彰台へ上り詰めます。全国の舞台では跳ね返されたものの、その後も県駅伝で最長区間を走破するなど着実に成長。

最終学年は、完全に福岡を代表する選手としての地位を確立しました。インターハイはもちろん、県駅伝で同校初となる区間賞を獲得、地区駅伝での快走は前述の通りです。

トラックでのスピードを武器に、長距離ロードでも他校のエースに競り勝つ勝負強さを持つマルチランナー。何気に自身の原点となる800mでも、変わらず好記録をマークしている点は見逃せません。

福岡の勢力図を塗り替えた立役者として、大学駅伝の舞台でも即戦力として活躍するポテンシャルを充分に秘めています。

家光 応輔(美方)

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5000m 14:14.85(24/09/29 日体大)
800m 01:56.42(23/05/29 福井県選手権)
1500m 03:48.33(24/05/03 福岡IH)
3000m 08:27.67(24/07/14 東海大)
10km 30:24(25/11/02 福井県高校駅伝)

第77回全国高校総体 1500m決勝6位 3:48.33(24/08/01)
第75回全国高校駅伝 3区8.1075km32位 25:26(24/12/22)
第30回都道府県対抗男子駅伝 4区5.0km19位 14:47(25/01/19)
第78回全国高校総体 1500m決勝18位(4組13位) 3:48.34(25/07/25)
2025福井県高校駅伝 1区10.0km1位 30:24(25/11/02)
令和7年度北信越高校駅伝 3区8.1075km1位 23:54(25/11/16)

美方高校のエース家光くん、同校からは早川さん以来、福井県からは木下くん以来の進学となります。
中学時代は松尾くん同様800mが主戦場で、全中決勝の経験もある指折りのスピードランナーです。

美方高校進学後も1500mを主戦場として取り組み、2年時のインターハイでは予選決勝ともに3分48秒台の好タイムで入賞。以降、長距離への対応も進み5000mの自己記録も一気に伸ばします。2年時までは完全に中距離選手のイメージでしたが、10kmロードへの対応も進んでおり、日本海駅伝・県駅伝ともに安定した走りを披露、先日の北信越駅伝3区の走りは見事でした。

中距離のスペシャリストという印象から始まり、そのスピードを長距離へ徐々に昇華―という意味で、長距離選手のお手本のような成長過程です。トラック主要記録のPBが全て昨年度分というのは若干気がかりですが、北信越駅伝の好走などで更に伸びる片鱗も伺わせています。

新しい環境に慣れたところでこの壁を乗り超える時期が必ず来ると思いますが、まずはこの1年間の成長ぶりを、都大路の大舞台で披露してほしいと思います。

5000m 14:15.94(25/06/21 長崎ナイター)
1500m 03:56.00(23/09/16 宮崎県記録会)
3000m 08:26.64(23/09/17 長崎ナイター)
10km 29:37(25/11/15 九州高校駅伝)

第75回全国高校駅伝 3区8.1075km27位 25:15(24/12/22)
第47回春の高校伊那駅伝 4区9.1km5位 28:27(25/03/24)
第78回全国高校総体 5000m決勝48位(2組18位) 14:50.29(25/07/29)
第4回奥球磨男子駅伝 1区10.0km2位 30:23(25/10/05)
第78回宮崎県高校駅伝 3区8.105km1位24:20(25/10/25)
第78回全九州高校駅伝 1区10.0km2位 29:37(25/11/15)

宮崎日大からは3人目の長距離ブロック進学となる、蒲生くんです。
中学時代の3000mPBは9分台、しかし1年時から5000m14分30秒台を複数マークするなど、早くから距離への適応を感じさせます。

翌年の伊那駅伝1区で跳ね返された後2年時春シーズンはやや記録上足踏みするものの、秋シーズンにまた記録を一段と伸ばし、都大路では長距離区間3区を経験します。

2度目の伊那駅伝は最長区間でリベンジの快走、最終年度はトラック・ロードレース共に安定。特に長距離ロードでの安定感が際立っており、九州高校駅伝ではトラックで持ちタイム格上の選手たちや、前述の松尾くんの快走も振り切りました。

奇しくも中学時代の持ちタイムからの伸び、長距離ロードとトラックの両立という面は湯浅選手・西くん先輩2名と共通します。正しく宮崎日大の系譜の選手、ということでしょう。安定した重心から前へ前へと推進する走りは否が応でも偉大な先輩の姿を想起させ、一層の活躍に期待が膨らむ選手です。

※2分40秒前後で競り合っている選手です。

貝原 悠里(洛南)

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5000m 14:20.15(25/11/30 京都陸協)
1500m 03:57.48(23/09/16 近畿ユース)
3000m 08:15.36(25/09/06 亀岡陸協)
3000mSC 09:08.72(25/06/14 近畿総体)

第71回男鹿駅伝 3区11.3km6位 36:23(24/06/29)
第45回日本海駅伝 3区8.1075km21位 25:15(25/10/05)
第75回京都府高校駅伝 2区3.0km1位 08:35(25/11/01)

さて今年はどうか?と真っ先に合格者名簿から探すのは、京都の名門洛南高からの進学者。ということで今年で6年連続の進学となりました。貝原くんを紹介します。

神奈川・川崎塚越中から全中大会の常連。全中駅伝・都道府県駅伝でも区間1桁で走破する実力の持ち主です。件の都道府県駅伝では当時高3の伊藤くんと区間1桁リレーの好発進。また前述の通り、門間くんとも関東大会で競ったことがあるようですね。

おそらく地元の有力高からの誘いもあっただろう中で、選んだのは洛南高の越境入学。1-2年時とも記録の伸びは堅調。主要大会では男鹿駅伝の最長区間好走が際立っていますが、全国大会への出走はありませんでした。

最終学年の近畿大会は3000mSCでインターハイまで後1歩の入賞。ただ、3000mと5000mではPBを更新し、いよいよ本格化というところまで記録を伸ばしてきました。特に3000mはここから先の飛躍を思わせる記録です。

中学時代の活躍を思えば、都大路の舞台に本人も期するものがあるかと思います。
全国の舞台での再度の躍動、そこからの飛躍を期待したい選手です。

5000m 14:20.67(24/11/10 日体大)
1500m 03:55.84(24/07/12 福島県選手権)
3000m 08:33.98(23/10/29 県南秋季)
3000mSC 09:04.31(25/06/16 東北高校競技会)

第40回U20日本クロカン 8.0km39位 24:29 (25/02/22)
第75回全国高校駅伝 5区3.0km17位 09:05(24/12/22)
第47回春の高校伊那駅伝 3区7.2km6位 23:00(25/03/24)
第78回全国高校総体 3000mSC決勝25位(4組10位)9:14.40(25/07/29)
第70回福島県高校駅伝 4区8.0875km1位 24:53(25/10/23)

学法石川高から長距離ブロックへ同年2名進学も、実に珍しいですね。末田くんを紹介します。

東広島高屋中時代から3000m8分40秒台の好記録をマーク。1学年上の三宅くんとは各種記録会や県駅伝でも顔を合わせていたようです。そこから強豪校への越境入学、という点も共通していますね。1年時から5000m14分30秒切りをマークし、3000mSCの記録も堅調。

着実にステップアップを続けた同種目では、3年時東北総体で会心の1位PB。インターハイ出場を勝ち取ります。

2年から3年時にかけて主要ロードレースも徐々に長距離区間へシフトしていき、安定した結果を残します。この間5000mの記録の伸びは緩やかながらも、長距離へのシフトの仕方はある意味理想的ですね。先日の日体大でも比較的早めの組に登場し、PB近い記録で組上位走破。調子の良さが伺えました。

今季の学法石川高は、強力なエースを固める選手の活躍も重要です。都大路はおそらく主要区間での出走か。どういった走りを見せてくれるか楽しみです。

5000m 14:30.04(25/11/30 日体大)
1500m 03:58.90(24/05/17 尼崎市中長距離)
3000m 08:30.35(24/09/06 尼崎市中長距離)
3000mSC 08:53.04(25/07/28 広島IH)
10km 30:18(25/10/05 日本海駅伝)

第40回U20日本クロカン 8.0km27位 24:07 (25/02/22)
第78回全国高校総体 3000mSC決勝1位(4組1位) 8:53.04(25/07/29)
第45回日本海駅伝 1区10.0km7位 30:18(25/10/05)
第80回兵庫県高校駅伝 1区10.0km2位 30:24(25/11/03)
第76回近畿高校駅伝 1区10.0km8位 30:47(25/11/16)

難関公立進学校・市立西宮高校の誇るインハイ王者、徳山くんです。中学時代はサッカー部とのことで、手元調べでは地元中学での県駅伝地区大会出走歴があるのみです。

しかし、市西宮高に入学当初から中長距離種目のセンスは抜群のようでした。1年時7月の県ユースではいきなり1年1500mで優勝、3000mもすぐに8分台で走破し、9月の近畿ユースでも3000mSCで2位に食い込みます。5000mも年内に14分台をマーク、県駅伝の長距離区間を快走と、後の飛躍が既に兆候として表れていました。

顧問の先生の勧めで始めた障害走は、2年時に更に飛躍。県総体では秒差の2位と、当時3年生で実績充分の長谷川くんにも勝利していました。10kmロードレースやクロカンでも好走し、好選手としての名が徐々に広まっていきます。

そして最終学年は遂に3000mSC9分の壁を突破、県総体を制して近畿大会表彰台に登ると、タイムレースとなったインターハイは全国の舞台での1発勝負…にも関わらず自身のPBを5秒も更新しての優勝。ここ一番での勝負強さには舌を巻きます。独走で優勝の県大会は、小気味よいピッチの走りと着地後のロスの少なさが相対的に際立つように見えます。

距離にも対応し10kmロードを中心に好タイムを持ちますが、特に5000mはまだタイムが全然追いついてないのでは?と錯覚するほどです。

陸上歴の浅さから、大学の練習へのフィットにはやや時間がかかるかもしれませんが、そこを越えれば私も想定してないほど大きな飛躍を遂げるかもしれません。

今年も応援にご活用ください

今年は巷で言われているように、高3世代の5000mの記録水準が極めて高い年となりました。5000m13分台を持つ選手が1度に4名進学―は初めてのことですが、まだ発表を控えている他校でも、相対的に該当する選手が増えるものと想像します。

それはそれとして、今年も多くの有力な選手が中大陸上部(長距離ブロック以外も含め)の門を叩いてくれました。チームの戦力層が年々厚くなる中で激しい競争が待っているでしょうが、全ての選手が実りある競技生活を全うできることを祈念します。

徳山くん意外の9名は、チームとして都大路出走が決まっておりますね。進学決定後最初の大一番も、またその後の活躍も楽しみです。本記事が、皆様の応援の一助になればと思います。