【9/11大会結果】日本インカレ5000m

日本インカレもあっという間に最終日です。長距離の花形種目5000mは、暑さも考慮してか朝10時30分前と早いスタート。

それでも季節外れの30℃越え猛暑が選手たちに襲いかかりました。かなり厳しいコンディションの中で、出走した吉居駿くん溜池くんとも素晴らしい走りを見せてくれました。

1位 近藤 幸太郎 (青山学院大) 13:50.37
2位 中西 大翔 (國學院大) 13:53.40
3位 ジェームス ムトゥク (山梨学院大) 13:58.39
4位 吉居 駿恭 (1) 13:59.21
5位 リーキー カミナ (創価大) 13:59.72
6位 花岡 寿哉 (東海大) 13:59.73
7位 丹所 健 (東京国際大) 14:04.05
8位 高槻 芳照 (東京農業大) 14:07.52
9位 溜池 一太 (1) 14:09.96
10位 廣澤 優斗 (日本体育大) 14:11.71
11位 穴澤 友崇 (平成国際大) 14:13.58
12位 大森 駿斗 (立命館大) 14:18.75
13位 安原 太陽 (駒澤大) 14:21.37
14位 ボニフェス ムルア (山梨学院大) 14:22.35
15位 山本 歩夢 (國學院大) 14:24.24
16位 井川 龍人 (早稲田大) 14:26.29
17位 野村 優作 (順天堂大) 14:26.35
18位 溝口 仁 (東海大) 14:29.04
19位 山口 智規 (早稲田大) 14:30.32
20位 白井 勇佑 (東京国際大) 14:30.37
21位 小渕 稜央 (岐阜大) 14:36.72
22位 目片 将大 (青山学院大) 14:37.86
23位 及川 瑠音 (東洋大) 14:44.24
24位 松林 直亮 (信州大) 14:45.02
25位 佐藤 匠 (札幌学院大) 15:08.58
26位 齋藤 颯希 (東北学院大) 15:36.19
DNF アニーダ サレー (第一工科大)

陽射しも気温もこの時間帯としてはかなり厳しく、400mは67秒、1000m通過も2分45秒程度と、出走選手のPBを考えると割合落ち着いた入り。溜池くんは前方、吉居駿くんは後方からスタートです。

1000m通過時点ですでに縦長、一周67秒前後と安定したペースで推移し、脱落する選手も出始めます。2000mは5分32秒。吉居駿くんは序盤外回りの位置、またこの時点では集団の最後方でどうか?と思いましたが、離れることはなくしっかりついています。

3000m通過は8分25秒と少し落ち着きます。ペースが落ちたと見るや否や、集団を引っ張ってきた留学生に代わり農大のエース高槻くんが前に出て早いペースへ、3400m付近で集団がまた一段とばらけます。5名・3名の小集団のあとにポジションを上げた吉居駿くん、その少し後ろの小集団先頭を溜池くんが引っ張ります。

5名の集団はムトゥクくん近藤くんが積極的に引き、後ろの丹所くんの小集団に吉居駿くんも追いつきます。4000m通過は11分11秒。ここで近藤くんが仕掛けて独走状態へ。吉居駿くんは変わらず3名で並走、溜池くんもその後ろを3名の小集団でしっかり追います。

ラスト一周、近藤くんが更に後続を引き離す素晴らしい走りで1着。引き気味のカメラの吉居駿くんが集団から抜け出した瞬間がちらっと映りました。いつの間にここまで?という見事な4位フィニッシュ。表彰台まであとわずかでした。4000m以降の走りはあまり見られませんでしたが、後続との差を見るとここで相当上げたのだな、と思います。

溜池くんも小集団の先頭をしっかり守って9位フィニッシュ。非常に惜しい位置で本人の悔しそうなコメントが印象的ですが、舞台の大小やコンディションに左右されない高位安定振りは素晴らしいの一言です。

各選手充実の夏シーズンを過ごしたようで、その成果が早々に現れています。10月まで試合を見られないのが残念でなりませんが、久々の3大駅伝全出走で爆発してくれるものと思います。

1位 松本 純弥 (法政大) 01:48.28
2位 金子 魅玖人 (3) 01:48.49
3位 山﨑 優希 (広島経済大) 01:48.60
4位 松本 駿 (関西大) 01:49.00
5位 石元 潤樹 (日本大) 01:49.09
6位 二見 優輝 (筑波大) 01:49.18
7位 前田 陽向 (環太平洋大) 01:50.52
8位 安倍 優紀 (東海大) 01:53.78